自動車登録関係 動画

「ナンバープレートに絵が描いてあるぞ!!」
きずなチャンネル パート4

行政書士法人きずな神戸の梅本です。

Youtubeパート4になります。

前回はご当地ナンバーというナンバープレートについてお話しし、最後に絵が描かれているナンバープレートがあるということをお話しました。

まず、通常のナンバープレートですが、白いナンバープレートに緑の字が書いてあるものが登録車になります。
軽自動車の場合は黄色いナンバープレートに黒い文字のものになっており、簡単に識別できる仕組みになっています。
これに対し、図柄入りナンバープレートというのが始まった一番最初ですが、ラグビーワールドカップがあったときに、
記念したナンバープレートを発行しようということで始まりました。

2017年の4月からワールドカップが終わるまで発行されました。それとは別に、オリンピックが去年ありました。
こちらの方も記念して2017年の10月から受付が始まって、本来ならば2020年で終わるはずだったのですが、
一年延期になったので去年まで発行されていたということになっています。

この2つのイベントに関する記念ナンバープレートですが、ナンバープレートの上にエンブレムだけが入ったタイプ、
全体に絵が描いてあるタイプ2パターンが発行されていました。
この2つのイベントを記念した特別仕様のナンバープレートとは別にまだ図柄のナンバープレートがあります。

目的として、地域振興キャッチフレーズは「走る広告塔」というものです。

地域限定としたナンバープレートですが、全国どこでもあるのかというとそうではなく、
図柄のナンバープレートをするか、しないかは使用の本拠の位置の自治体に判断を委ねられています。

図柄入りナンバープレートは2018年の10月1日から41地域で始まったのが最初です。
その後2020年5月から17地域が追加になりました。

2022年3月現在、全国で58地域において図柄入りのナンバープレートが別途発行されています。

先程話しをしました、ラグビーもしくは、オリンピックの特別仕様ナンバープレートの2パターンあるなかでエンブレムだけなのか、
全部に絵が描かれているのか2択を選べましたが、地方版にはエンブレムはありません。
では、何が違うのかというと、全てのナンバープレートにイラストが入っています。
ですが、カラーなのかモノクロなのかの違いで分けられています。入っている絵は一緒です。
カラーなのかモノクロなのかのどうやって決めているのかというと、寄付金になります。

ちなみに、この寄付金ですが、最低金額は1000円以上と決められています。
寄付金無しで申し込みをするとモノクロのナンバープレートが発行されます。

寄付金無しでモノクロ以外を選ぶことはできない仕組みになっています。
寄付金有りで申し込みをするとカラーになります。
ですが、寄付金有りだけどモノクロがいいと!というのも選ぶことができます。
経験上、かなり申し込みをしてきましたが、カラーにしたいから寄付をするという考え方で申し込みを方も多いようです。

図柄については有名キャラクターとのコラボが人気が高いようです。
全国のご当地ナンバー(図柄)で一番発行数が多いのが「くまモン」です。
熊本県でしか発行できませんがインパクトが強いですね。

続きまして、広島県の中で「福山」ナンバーがあります。
広島県では「広島」ナンバーだけでなく、「広島」と「福山」の2つに分かれまして「福山」ナンバーの方だけが広島カープを使っています。

先程までは、「熊本」ナンバー、「福山」ナンバーとそれぞれ運輸支局が異なっていました。
奈良県には奈良運輸支局しかありません。
奈良運輸支局では「奈良」ナンバーが発行されています。
ですが、それとは別に「飛鳥」ナンバーも発行しています。

この前お話しましたが、ご当地ナンバーに「飛鳥」というのが出来てます。
「飛鳥」ナンバーは絵が違うと「奈良」ナンバーエリアに住んでいるお客様に関しては「奈良」の絵にしかならないし、
「飛鳥」ナンバーのところに住んでいる方は「飛鳥」ナンバーの絵を選ぶことができます。

しかし、全国的に58地域しかないとということは、他に絵を選ぶことができない地域もたくさんあります。
もともとはラグビーもしくはオリンピックまたは、地方版ということで全国で図柄入りを選ぶことはできてましたが、
ラグビーが終わってオリンピックが終わった今現在図柄入りを選べるのは地方版を選ぶことだけになっています。
図柄を選べない地域の方は今後どうなってしまうのか!?これについては次回お話していきたいと思います。

本日はここまでになります。

ご覧頂きありがとうございました。
次回も視聴頂けますようお願いします。